旧・前橋競輪場(群馬県)
1950(昭25)年〜1990(平2)年

B29爆撃機により前橋市千代田町2丁目(現在の前橋テレサ北部)を中心点に
市街地を
無差別にアメリカ空軍に攻撃された

投下された爆弾は、集束焼夷弾3455発、破片集束弾(クラスター爆弾)88発、通常爆弾61発

前橋空襲での被災面積は全市の22%、被災戸数は全市の55%、被災人口は全市の65%に及んだ


その後、復興資金の捻出のひとつとして前橋公園内に競輪場を設け
1950(昭25)年:
前橋市主催による前橋競輪が開催された

当初、一周500mの屋外バンクからのスタートであったが
400mバンクに改築して続けられた


1990(平2)年:近接した場所にグリーンドーム前橋が建設され
同所を世界選手権自転車競技大会のメイン会場として使用した後
日本初の全天候型屋内バンク(1周333m)に競輪場の機能を移す


競輪場跡地は練習トラック兼駐車場として残したが
その後、公園造成のために解体される



前橋市大手町